画材について
画材の準備
体験レッスン日、または正規レッスンの初日
までに下記の画材をご用意ください
水彩紙 体験レッスン時はこちらで用意しますが、正規レッスン時にはご用意ください。
※水彩紙の選び方は下記をご参照ください
絵の具 透明水彩絵の具20〜24色ほど
※固形タイプとチューブタイプがありますが、最初は固形タイプがおすすめです
筆 太めの丸筆1本、中ぐらいの太さの丸筆1本、細い丸筆1本、太めの平筆1本
パレット、筆洗い、 鉛筆 HBとFの2本、 練りゴム、 ティッシュ
おすすめの画材
※あくまでもおすすめなので、この通りでなくても結構です。
※道具一式の合計金額は水彩紙を含め13000〜16000円が目安です。
ダイソーで購入できます
(中下)ナムラ 日本画筆 彩色筆 別大
水彩紙の選びかた
水彩紙は画用紙ではありません
水彩紙と画用紙は全く違うものです。画用紙に比べ水彩紙は厚みがあり、水に耐えるよう丈夫に出来て
います。また表面に膠(にかわ)の溶液が塗ってあり、水や絵の具が浸み込み過ぎるのを防いでくれます。
つまり塗った色は暫く浸み込まずにいるので、「ぼかし」や「にじみ」「重ね塗り」といった技法が
ある程度上手く出来る様に作られているのです。
紙は作品に大きな影響を及ぼします
一口に水彩紙と言っても、銘柄によって特徴がかなり異なり、その個性は千差万別です。
吸水性・紙の目・色の定着力・発色など 紙によって違うため、描き心地や作品の風合いに大きな
影響を及ぼします。ということでこれから透明水彩を始める皆さんには次の水彩紙をお勧めします。
コットン製で厚めの水彩紙を選んでください
水彩紙はコットン製と木材パルプ製の紙の2つに大別できます。前者は色の定着力が強く、色を重ねて
塗って(以後重色と表現)もそれほどムラになりません。その代わり塗った色は強力に定着するので、
後で修正しようとしても容易に出来ません。 後者は色の定着力があまり強くないので、重色すると
少しムラになっています。その代わり修正することが出来ます。つまり両者の特徴は正反対と
言えますし、また「重ね塗り」と「修正」の両方が出来る紙は殆ど存在しないことも事実です。
そこでどちらを選ぶかですが、やはりコットン製で しかも厚手(300g/m2)をお勧めします。
透明水彩の基本をマスターするには重色が出来て、ぼかしや滲み等の技法がキレイにできる
のはコットン製だからです。コットン製は少々高価で、最初は敬遠する方も多いのですが、
最初の上達期に良い紙を使って順調に技法を習得していくことが肝心です。
安価な木材パルプを使うのはもっと上達してからでも遅くはないと言うのが私の考えです。
おすすめのコットン紙
※下の水彩紙以外でも300g/m2の厚さなら大丈夫です。
描き心地が良く、全ての技法に
対応できる。色が乾くとやや
薄くなるのが唯一のマイナス点。
柔らかい紙。発色がとても良く、波打ちしない。
滲み止めが強く、最初は色を弾く感じだが、
暫く描いていると染み込むようになる。
慣れてくると、美しいグラデーションの
ぼかしや滲みができる。
発色が良好で、乾いても色褪せがしないので
明るくコントラストのある作品に。
強靱な表面でい殆ど波打ちしない。
滲みがややクッキリめで、個性的な作風
を希望する人にはおすすめ。
高価な紙と安価な紙を兼用するのも良いと思います
上のコットン紙3種はとても優れた紙ですが、高価なだけに「失敗しないように」という気持ちが
働き、思い切って作業できない面があります。そこで提案したいことは高価なコットン紙と、安価な
水彩紙(安価なコットン、コットンと木材パルプの混合紙、木材パルプ紙)の両方を用意しておく
ことです。練習やウォーミングアップの時、重色をあまりしない時は安価な紙を使い、重色を
多数回したり、ぼかし表現をしっかりとしたいという時にはコットン紙を使うようにするのです。
ある種のプレッシャーから解放されるだけでなく、両方の個性も知ることができるので一石二鳥です。
また技法習得が難しい木材パルプ紙で もし上手く描けたら、これは大きな自信につながると思います。
おすすめの安価な紙
強靭な紙、表示より分厚く感じる。
重色をしなければ素晴らしい出来栄えに。
表・裏 両方使える。修正も簡単。
紙表面が丈夫、練りゴムを多用しても
毛羽立ちにくい。枚数が多いので練習に最適。
多彩な水の表現ができるが、ぼかしや重色
にやや難あり。
※体験レッスン時の紙は 私が用意しますので必要ありません。
最寄りの画材店
https://suisai-teenage.jimdofree.com
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